京都の路地

職業柄、お客様宅を訪問する機会も多いのですが
ご自宅に辿り着くまでに しょっちゅう難儀なことが起こります


路地もその一つ
まず、住宅地図で住所と自宅を確認
ご自宅が密集した住宅地で 通りより奥にある場合
路地裏であることがほとんどです
実はこの路地裏って かなり厄介で…


地図に路地がきちんと記載されてることは珍しくて
通りと複雑に入り組んだ自宅を結んでいる 路地を探すところから
始めなくてはいけません
住宅地図で自宅をみつけたら
次はグーグルマップのストリートビューで確認
あそこかここの路地だろうと当たりを付け
時間に余裕を持って出発
そして当たりを付けた路地に突入、うまくいけば一度で到着
うまくいかない時は、突き当たって行き止まりとなり引き返す


知らない路地に突入するときは、必ず徒歩で!これ鉄則です
京都は狭くて迷路のような路地がたくさんあり、自転車と一緒に
入ってしまうと 自転車をUターンさせられないのです
前進状態のまま ゆっくりバックをするのは体力・気力ともに奪われます


観光で来ていた頃は「路地も素敵だわ」なんて思っていましたが
暮らしってなると「すごく腹が立つ~」と文句に変わります
自分勝手って私のためにある言葉?


でも 何気ない日常に町家や石畳や神社仏閣がある古都の町並みは
風情があってとても美しい
明日もこの町並みの中で穏やかにお仕事ができますように