一夜明けると京の町はすっぽりと雪に包まれていました
昨夜から降り続いた雪は、一夜で古都の町を白銀の世界に変え
雪化粧した冬の京都は、より一層美しさを増していました
部屋からの眺望は、昨日まで緑豊かだった山々が
山肌を白一色で彩られ美しい
その美しい景色にうっとりしながらコーヒーを飲み
しばしタイムスリップ

しかし、平日なので、いつまでも景色に酔いしれていては
職場に遅刻します
今日は、バス出勤に変更し7時のバスに乗ろうとバス停へ
待つこと40分、足先とほっぺが寒さに悲鳴を上げる
通勤ラッシュの時間に、それも電車が運休で大渋滞を
起こしそうな日にバスに乗るのは初めてなので
「よそ様」に迷惑をかけないかドキドキはらはら
案の定バスの中はぎゅうぎゅうの乗車人でした
人込みの中での下り方がわからず右往左往し、
アイスバーンの歩道をよちよち歩き、片道２時間
どうにか無事職場に到着

                    

すっかり意気消沈し、「今日は職場に無事たどり着いたので
これで良しとしよう」と、会議の計画書等は翌日に
今日でなければいけない仕事だけを行い
残りは翌日以降に、無理を敬遠
残った仕事に優先順位をつけ、メモ書きし、翌日スムーズに
取り掛かれるよう準備だけしました
（事故やトラブル回避につながると信じて）

非凡な一日は疲れるから苦手です
ペースが乱れると頭が働かなくなり、良い結果になりません
こんな時は、少々ズルをして一日をしのぎます
ずるい仕事の仕方も年齢（キャリアまたは経験）のなせる技と
良いようにとらえ、明日につなぐ‥‥
「自分に甘い人」の見本のようですが、こんな自分もやっぱり好きです

明日は、平凡な一日が訪れますように