京都の路地

職業柄、お客様宅を訪問する機会も多いのですが
ご自宅に辿り着くまでに しょっちゅう難儀なことが起こります


路地もその一つ
まず、住宅地図で住所と自宅を確認
ご自宅が密集した住宅地で 通りより奥にある場合
路地裏であることがほとんどです
実はこの路地裏って かなり厄介で…


地図に路地がきちんと記載されてることは珍しくて
通りと複雑に入り組んだ自宅を結んでいる 路地を探すところから
始めなくてはいけません
住宅地図で自宅をみつけたら
次はグーグルマップのストリートビューで確認
あそこかここの路地だろうと当たりを付け
時間に余裕を持って出発
そして当たりを付けた路地に突入、うまくいけば一度で到着
うまくいかない時は、突き当たって行き止まりとなり引き返す


知らない路地に突入するときは、必ず徒歩で!これ鉄則です
京都は狭くて迷路のような路地がたくさんあり、自転車と一緒に
入ってしまうと 自転車をUターンさせられないのです
前進状態のまま ゆっくりバックをするのは体力・気力ともに奪われます


観光で来ていた頃は「路地も素敵だわ」なんて思っていましたが
暮らしってなると「すごく腹が立つ~」と文句に変わります
自分勝手って私のためにある言葉?


でも 何気ない日常に町家や石畳や神社仏閣がある古都の町並みは
風情があってとても美しい
明日もこの町並みの中で穏やかにお仕事ができますように

京都の住所

京都の住所って長いんです


住所って普通は、〇〇市〇〇区〇〇町〇〇番地〇
という表記が多いと思うのですが、京都の場合
〇〇市〇〇区〇〇通〇〇下ル(上ル)〇〇東(西)入〇〇町〇〇番地
と独特な住所表記になります


京都に住み始めた頃、この住所表記に何度泣かされたことか


お客様の家を訪問しようとしても
カーナビもマップアプリも住所をきちんと認識せず
全然違う場所に案内され、慌てふためくことしばしば


半年経てばこの住所表記にも慣れ、どこを削除して
ナビに入れればよいか 分かるようになるのですが
「検索」する際に大事なポイントは、通り名や寺の名前!
京都って同じ町名が数か所あるから注意が必要なのです


移住一年生が経験した「ほんの少しの洗礼」
たった数年前の出来事だけど懐かしい


4年目となった今は「〇〇寺」とか「〇〇通」と聞けば
「あの辺かな?」と検討が付けられるようになりました


京都暮らしの思い出はどんどん増えています
老後を迎えるにあたり「思い出は大切な財産」
財産  増やさなければいけませんね

労働の合間に

本日も元気に労働に励みましたー
と言いつつ
合間の休息に「北野天満宮」へ寄り道


手水舎の様子です




今は、コロナ感染拡大防止の観点から 参拝時の手水舎の利用が中止
代わりにお花を浮かべています その様子が上の写真です


職場から近いこともあり
天神さんへは月に2~3回参拝するのですが
行くたびに花が入れ替わっていて
「こんな風に生けるんだ」と新鮮な感動と驚きがあります


お客様を訪問したり、事務作業をしたり
今日もほどほどに忙しい1日でしたが、無事終了
明日も平凡な一日が訪れますように