今日は一日中仕事の予定でしたが、１４時に終了したので
帰り道に古本屋へ寄りました
京都に住んでいながら「京都さんぽ地図」を３冊買ってみました
さんぽ地図は、歩いて楽しめるコースが何コースも掲載してあり
「これ私の残された時間で歩けるのかい？」という感想ですが‥
コンパクトに歩ける距離の中に　ギュッと見どころが詰まっていて
さすが京の都　侮るなかれです

本を眺めながら、自分が一度に歩ける距離を計算
大体４Ｋｍに定め、これからゆっくり歩くことにしました

長年の実績から計画だけで終わる可能性（大）ですが
「実行できるかどうか分からない計画を立てる」時間も
妄想や瞑想・想像が膨らんで好きです
この雑貨店素敵だな、この神社きれいだな、この庭は自分の目で眺めたい
この料理美味しそう、この美術館こじんまりとしていて回りやすそう
この仏像は見ておくべきだな　などなど

月の休みが大体８日、そのうち２日は予定があるため
残りの６日間が自分の時間です
２日は旅行、１日は霊場巡り、１～2日は趣味の時間（刺し子・陶芸・写経等）
散歩に取り組めるのかな？　足りなければ有給休暇を使えばいいか
散歩で新しい感動に出会い、おいしい物を食べて
お気に入りの小物なんかも見つけたりして
くぅー、何という贅沢な時間なのでしょう
想像だけでもこんなに楽しいってお得な気分です

京の町を歩いている時、電動自転車で移動している時に
ふっとタイムスリップすることがあります
昔ながらの景色が現存している街並みのせいなのか
はたまた　落ち着いた空気や雰囲気がそうさせるのか
通り沿いの町家の丸い窓や四角い障子、日本庭園が織りなす色彩
和の心を思い出し、心が静まり返るような感覚になります
日本古来の伝統の精神を肌で感じる瞬間があり、
福笑いや風車、紙風船やだるま落としが脳裏に浮かび
時が巻き戻され、子供の頃に返ったような錯覚を起こします

そんな経験ができる　この町に住めたことに（合掌）

散歩地図片手に新しい京都探しに出かけるとしましょうか
一歩を踏み出すまでに　時間が掛かりそうですが（笑）